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このデータの見方
ここでは単にアンケートの結果ですが 実際の情報と照らし合わせてみると「行間を読む」という作業も必要かと感じました。これを見て判断出来るのは数値での積み重ねでの順位でもありますので、ユーザー自身がパソコンの使い方を把握して、どういう点に重点をおいてメーカーや機種を選択することが大切だと思います。

たとえばパナソニックはレッツノートという軽量、バッテリー駆動時間の長さに特化したノートパソコンです。
紹介したデータを見て、家庭で使うユーザーが「いいメーカー」と判断してすぐ購入するのは早合点です。
なぜなら これらを購入したユーザーの用途はビジネスシーンでの利用が多く、ほとんどが20万円以上のモデルが多いのです。
家庭で実用ソフト、ネット、メールだけをするなら15〜20万円のモデルで十分事足りるはずです。
つまり
この場合には、1位を除外してそれぞれのテーマに合ったメーカーを取捨選択するのが賢明です。
挙げたメーカーにはデスクトップパソコンを販売していないメーカーもあります。それはPanasonic、東芝です。
これらのメーカーには特化したテーマがあり、それについては特に高い評価を得ています。詳しくは「メーカー別評価詳細」で紹介していくようにします。
BTO(Build to Order) 受注生産方式、すなわち、顧客から注文を受けてから製品を生産する方式でパソコンをつくる方式をとっているパソコンメーカーは数社ありますが、本当にバラエティーなパーツやサービスを選べるのはNEC、デル、エプソンとなります。つまりユーザーのスキルを考慮して パーツ選びをするとコストパフォーマンスの高いパソコンを得られるはずです。
初心者ならサポートを重点に置くべきですが、そのなかでも電話サポートの評価の高いメーカーを選ぶことが大切ということがわかります。
中上級者はとくに性能と操作性を重視するという傾向もありますので「メーカー別評価詳細」では5角形のグラフにて表していますのでご参考にしてください。
まずはメーカーごとに初心者の購入が多いのか? 中上級者の購入が多いのか?見きわめてメーカーの選択をすると簡単に選ぶことが出来ると思います。
このようにユーザーの立場や考え方でこれらの順位も鵜呑みにできない場合もあります。
なお
メーカーの詳細は随時「メーカー別評価詳細」で紹介しますのでぜひご覧ください。
最後に総合評価の順位も決め手になるのですが、「次回購入時の同一のメーカー選択率」を見てください。
次回も同じメーカーを使う。これは長期間において、ユーザーが大事に、あたかも手や足のごとく使い、またPC自体へそを曲げずにユーザーの第二の脳として働いてきた証ではないでしょうか?
つまり不満はあるけれどユーザーが期待する仕事をこなせ、使った結果、また使ってみたいということが信頼感を生んだという回答に結びついていると思います。筆者ならこちらのデータを参考にすると思います。
これらのデータはこのように見ていただければあなたに合ったパソコンを選べるヒントになると考えおります。
これからもパソコンを購入するユーザーの役に立つ情報を掲載しますので ご購読お願いします。
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