Windows Vistaが販売されてちょうど1年が経ちました。噂どおりVistaのアップデータのSP1が一度公開されたのですが、不具合が見つかりひっこめた様子です。その後3〜4月にSP1を当てたOSの販売されるのではないでしょうか。つまり不具合が解消されて、本来の使えるOSとしてユーザーが購入に踏み切る時期ではないでしょうか。
いまや個人向けパソコンの販売台数の7割がノートパソコンが占めている状態です。 そのノートパソコンを大きく分けると3つの分野に分けられます。 1 携帯型ノート 13〜10インチ. 2. A4ノート 従来の15インチより横に広くなった15.4インチのものが主流 3. AV/ゲームノート 液晶ディスプレイの大解像度、HDMI端子、グラフィックアクセレータ、地デジチューナー搭載 15〜17インチディスプレイのもの ■携帯型ノート この携帯型では液晶ディスプレイが5〜7インチ、10インチ、11インチ、12.1インチ、13.3インチなど様々な形状がありますが このクラスで持ち運びが可能または携帯が可能というもので、バッテリー駆動時間が5〜10時間、重さが1.5kg以下のものが主流となります。 例)パナソニック レッツノート、富士通 LOOX R,U,Pシリーズ 東芝 dynabook SS RX1 ソニーVAIO type T VAIO type G VAIO type U ■A4ノート もっとも購入されるクラスで 液晶も15.4インチ液晶ディスプレイが中心でさらに3つに分類される。 「オフィスからグラフィック関係のソフトでも無難にこなせるデュアルコアのノート」 例)富士通FMV-BIBLO NF【選べるカラー6パターン】 NECLaVie G タイプL スタンダード(s) それとは対極にある「ネットやオフィスなど軽いソフトならできる廉価CPU搭載の低価格ノート」 例)NEC LaVie G タイプL ベーシック(e)、 ソニーVAIO type C 「AV機能 グラフィックアクセレータなど描画やTVチューナーを搭載した万能ノート」 などがあります。 例)東芝 Qosmio F40W/87DW ■AV/ゲームノート 上記の「AV機能 グラフィックアクセレータなど描画やTVチューナーを搭載した万能ノート」と重複しますが、こちらは17インチ液晶や重低音の効いたスピーカーなどを搭載した少々豪華なものになります。 例)東芝dynabook Satellite WXW ソニーVAIO type A 逆に考えれば ユーザーはこれらのノートパソコンの中でどのパソコンが必要なのか当てはめて探すほうが早いのかもしれません。
.今年は北京オリンピックの年でもあり、4年前の液晶ディスプレイの価格の下落を思い出します。今年はハイビジョン、それを録画できる媒体ブルーレイディスクドライブの普及、「ダビング10規格」の開始、など映像関係において高画質の普及と機器の低価格化とが進むと思います。 2008年ノートパソコン購入におけるポイント ・Windows Vista SP1 上記でもお話したメジャーアップデートされたvistaが搭載されたパソコンが今後は買いです。 SP1が表記されているPCが4月以降お目見えすると思います。(DSP版では3月から販売) 現在でもSP1相当はマイクロソフトでダウンロードできますので機能的に は今購入しても 問題はありません。 ・メモリ 2GB Vistaを動作させ、セキュリティ他アプリケーションを使うには2GBが最低必要です。1GBであ ればPCを購入後 買い足すことも念頭において購入してください。 ・カラーバリエーション これは直接性能には関係ないのですが 買う動機として大きな要因となる人もあるはず。 ・テンキー付きキーボード 富士通、シャープなどのメーカーや17インチディスプレイのノートパソコンなど限られたモデル には搭載されているテンキー付きキーボードをもつモデルがあります。 エクセルその他 数字を入れる機会のある人には便利です。 またネットワークRPGやアメリカなどで人気のFPS(1人称視点シューティングゲーム)は、テンキーを有効に使ってプレイすることが多い。 このため、テンキーのないノートパソコンでゲームをプレイするのを敬遠する人も多いので、これからテンキーを装備するノートが増えて欲しいですね。 ・無線LAN 11nドラフト2.0 新しい無線LANの規格です。とにかくこれまでのabgなどより受信感度は良いのでこれから はこのLANが欲しいところです。家庭で無線LANを使っていなければ関係ありません。 ・H I D M端子搭載 映像と音声を1つにまとめているのが特徴で 家庭用液晶テレビにも接続が出来、PCとテレ ビとの垣根をなくしました。まだこの端子をつけているモデルも少ないですが デルや他のメーカーのAVノートと言われるモデルには確実に増加してきます。ノートパソコンについていたら買いですね。 ・HDDからSSDの普及 SSDはHDDと比べ 軽い、壊れにくく、データの読み書きがHDDに比べて劇的に高速なのが売りです。デメッリトとしてはその容量と価格における点ですが、確実にその採用率は増えており ここ数年で問題も解消すると思います。これから期待したいパーツです。 ・ブルーレイドライブの搭載率が高くなる 東芝の開発したHD DVDとのシェア競争に決着がつきました。画質的にはブルーに軍配が あがり その実力がワーナーの採用することで一様の結果となりました。このことで東芝はHD DVD事業の終息させました。 現在は高性能PCだけの搭載がメインですが これからはこのドライブの採用が進むと思います。 ■隠れた人気のあるパソコン 低価格化したもの、特化した使い方のできるノートパソコンが意外と人気です。 たとえば1月から「EeePC」が5万円という破格値での販売、 HP(日本ヒューレットパッカード)pavilion notebook PC tx2005/CTなどの激安PC(売り切れ中)はCPUをAthlon64×2 TK-57を搭載した珍しさと実用さが話題を呼んでます。 「売れるノートパソコンとは」と考えたとき どのユーザーに焦点をおいて作るかというのが課題のような気がします。 たとえば筆者の希望するノートパソコンは、以前自作ノートというものがあったのですが結局パーツの種類や価格面で話題を集めただけできえてしまいました。 そこで 数種類の HDD、メモリ、CPU、キーボード、液晶パネル、無線LANカード、グラフィクコントローラーなどが自分で選べ、自由に交換できる「自由度の高いノート」が12インチワイドぐらいで欲しいですね。多少厚みがあって重たくても構いません。パーツに対する保証だけしてもらえればいいのです。特に日本のメーカーさんに思い切ってしてもらいたいと思っています。