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カタログで見る CPUの表示の内容を解説
■CPU表示の解説
BTO直販メーカーのデルでは 
”インテル Pentium M プロセッサー 740 (2MB L2キャッシュ、1.73GHz、533MHz FSB)” のような書き方をしています。

解説しますと
インテル :会社名 インテル社
・Pentium M :ノート用プロセッサーの商品名
・740 :動作周波数に変わるCPU選びの新しい指標として、インテルが2004年5月より導入した3桁の数字です。「プロセッサ・ナンバ」と呼ばれプロセッサ・ナンバは製品名の後ろに付き、CPUの付加価値を数字で表します。一覧表 インテル AMD

例 740なら
百の位 700番台 はノートパソコン用シングルコアプロセッサー(CPU)でPentium Mで90nm製造プロセスで作られたもの。
もし300番台ならノートパソコン用シングルコアプロセッサー(CPU)でCeleronMで1.2GHz以上で130nm製造プロセスで作られたもの 詳しくは一覧表で

・2MB L2キャッシュ は2次キャッシュが2MBありますということ。

・1.73GHz はこのCPUの周波数とあらわします。 この周波数が大きいほど性能が高いとされています。インテルとAMDのCPUを比べたときAMD製のCPUの製品名の後の数字を参考にしてください。

たとえば”モバイルAthlon 64 3700+”ならばインテルの3.7MHzのCPUと対等の性能を示します。ということになります。 インテルとAMDとの製造の設計がことなるためこのよなことになります。
・533MHz FSB はFSBが533MHzということを示します。

メモリとの関係
通常 ハードディスクに入れているデータを見たり編集したり加工したりしてパソコンを作業しているワケですが本来の作業では色んなファイルを画面に出したりタスクバーに引っ込めたりしながら作業しています。もし直接ハードディスク(これ以降HDDとします。)とCPUがやり取りするとしばらく待って次の作業となります。

それじゃ仕事がはかどらないのでCPUとHDDの間に幾つもの高速に反応してくれるメモリを介在させます。作業しているデータを一時的に置くことでタスクバーに引っ込めておいたファイルをクリックした時に即座に立ち上がるというわけです。
特に代表的な CPU内の1次 2次キャッシュやメモリモジュール(以降メモリとします)がその役割をしています。

つまりメモリ の転送速度の速さ(DDR400なら3.2GB/秒 デュアルチャンネル使用なら6.4GB/秒)とCPUのFSBの秒当たりの容量(FSBが800MHzなら 6.4GB/s)が同じあるいはメモリの秒当たりの容量が多い時や メモリ自体の容量(512MBとか1GBなど)が大きくなればそれだけ多くのファイル保持してそれを出し入れできて作業がはかどるというわけです。
だからが容量の大きい画像や動画を扱うには多くのメモリが必要になるわけですね。

用語解説
FSB、

L2:2次キャッシュ

製造プロセス :ウェハを処理し、ダイを作り込んでいく工程。どのようなプロセスを行なえるかは、fab(チップベンダがチップの製造工場)がどの程度のICを製造できるかという能力を示す。 ダイとはICの本体であるシリコン半導体の部分。これにボンディング(導線の取り付け)、パッケージへの組込みを行なってICチップとなる。ここではプロセスサイズを表し トランジスタ間の間隔。たとえばプロセスサイズが0.8μといえば、ICチップ内のトランジスタ間の間隔が0.8μということである。同じ回路なら、この値が小さいほどダイサイズは小さくなる(ただしその分、製造は困難になる)。

仮想化技術

PowerNow! :AMD社が同社のマイクロプロセッサに搭載している省電力技術。ユーザーの作業内容を判断してプロセッサの動作周波数や電圧を動的に変化させることによって、消費電力を抑える。

Hyper-Threading :主にデスクトップ向けCPUの技術で Intel社が2001年8月に発表した、マイクロプロセッサの高速化技術。プロセッサ内のレジスタやパイプライン回路の空き時間を有効利用して、1つのプロセッサをあたかも2つのプロセッサであるかのように見せかける技術。

64bit :一回の処理で64ビットのデータを扱うことができるマイクロプロセッサのこと。32ビットマイクロプロセッサよりも処理能力が高く、扱えるメモリ容量も多い。実際にはWindows XP 64bit Edition、UNIX系のOSが使える。

NX bit :AMD社の64ビットマイクロプロセッサが備えるメモリ保護機能。これを搭載したシステムではメモリ領域の特定のビットに「ここはデータ領域である」という印をつけておくことにより、クラッカーなどがプログラムを送り込んできてもOSがそれを検知して実行できないようにすることができるセキュリティ機能。プログラムが不正に実行することを防ぐ機能。Intel社ではEM64Tを搭載したプロセッサで利用できる

ソケット :マザーボードにCPUを固定する器

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