2009/7月現在ではCPUはAtom チップセットはインテルの945GSEとあまり変わり栄えしないと思いがちですが、その間には多数のメーカーから発売され 特徴を出し凌ぎあっています。
たとえばしばらく新製品を出していないシャープがメビウス PC-NJ70Aがタッチパッド液晶搭載(文字(英語、中国語、韓国語も可)や絵が手書き入力できるスタライズで注目をあびました。 また今春にはSonyのVAIOのPやWが登場しています。
その他にも既存のUMPC発売メーカーもOSやHDD・SSD搭載との差別化しましたが そのうち液晶パネルの解像度を上げるもの(1366×768)まで出現しました。
ライバルの動き
この売れ行きを黙っていないのがインテルのライバル会社AMD社です。こちらもCPU Athlon Neo MY40 (1.6GHz)搭載PCを日本HPからHP Pavilion Notebook PC dv2(12.1インチ 7万円強)に内臓して売り出されました。こちらは軽めの3Dゲームやブルーレイの再生やHDMI出力が用意され大画面TVにつないでHD動画再生が可能なものでインテルのCPU Atom系より少しアドバンテージがあります。
これからのAtom搭載ネットブック
その影で自作パソコンの世界ではCPU Atomと組み合わせられるNVIDIAのGPU内臓チップセット(GeForce9400MG)を内臓された「ION (イオン)」チップが搭載されたマザーボード(小型ディスクトップPCのパーツ)が発売されました。製品版では日本エイサーのAspire Revo ASR3600-A36という製品があります。
このことはUMPCにとり非常に画期的なことなんですよね。どういうことかというと今までのノートではインテルのGS45チップセットの組み合わせではDVDは見れてもHDやブルーレイディスクの映画見るには動画再生支援機能がないと観れなかったのです。 しかしこの技術が現実化したということはサイズダウンしてノートPCに移行することは間違いないといっても過言ではないからです。
OSやメーカーの動き
2009年10月22日にWindows 7の発売が発表されますます盛り上がっています。その一方ではGoogleの携帯電話OSのAndroidを搭載するというUMPCも登場してくるという情報もあります。その一方でAcer社とASUS社が2009年いっぱい新規ネットブックの発売を見合わせるということも報じられています。(2009/7/30現在)
そこでこれから買い求める方や今使っている方により使いやすく効率的なカスタマイズの方法を紹介してみたいと思います。
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