この夏で ビスタ搭載パソコンとしては初めてのモデルチェンジとなります。
●ノートパソコン
新セントリーノがコード名 「Santa Rosa」となり その内容が一新されました。
CPUはFSBが800MHzに上がり新しい省電力技術と性能向上技術が導入したCore 2 Duo、チップセットはモバイルIntel 965 Express、無線LANモジュールは無線LANモジュールもIEEE 802.11nに対応する「Intel Wireless Link 4965AGN」となった。
また目新しい機能としてはIntel Turbo Memoryといい NAND型フラッシュメモリがHDDのキャッシュメモリとして動作することでデータの読み込みと書き出しが速くなり、HDDへ直接アクセスする回数が減ることでHDDの回転頻度が減って電力消費量も減るとされる。追加デバイスが不要」「USB 2.0対応のUSBメモリと比べて消費電力が3分の1に抑えられる」「USB 2.0の帯域480MbpsよりPCI Expressの帯域は4Gbpsもある」「エンドユーザーは環境設定を気にしなくてよい」と説明している。
●これからのハードディスク
国内PCメーカーでは前モデルから採用されているハードディスクが32GバイトのNAND型フラッシュメモリ プラス2.5インチHDD(5400rpm)/1.8インチHDD(4200rpm)、を組み合わせたものも登場。またVAIO type GやVAIO U、、富士通の法人モデルでもNAND型フラッシュメモリオンリーのものも登場しアクセスの早さ、軽量化、消費電力の低減、耐衝撃性、バッテリー駆動時間の延長に効果を挙げている。
ソニーVAIO type Tの例ではフラッシュメモリ搭載モデルではOSのシステム領域がフラッシュメモリ上に置かれるため、OSの起動/シャットダウン速度の向上、バッテリー駆動時間の延長、約45グラムの軽量化に加え、頻繁にアクセスするフラッシュメモリ部分は駆動部品がないため、HDDより故障リスクが減少するなどの効果が期待できる(フラッシュメモリの書き換え耐用回数はあるが)。実際にフラッシュメモリ搭載モデルは、非搭載モデルに比べてOSやアプリケーションの起動、大容量ファイルのコピーなどできびきびとした印象を受けます。
総合ベンチマークソフトでもSSDモデルは3.5インチ/7200rpmの最新Serial ATA HDD以上の成績を発揮している。
参考)トランセンド、SanDiskでSSD発売中
HDDのATAインタフェースに対応することでHDD代わりに利用できるフラッシュメモリはSSD(Solid State Drive)と呼ばれているが、フラッシュメモリを内蔵したハイブリッドHDDとともに、今後の普及が見込まれ主流となると考えられる。
●ディスプレイ
外部ディスプレイの入力端子がHDMI 端子を搭載しているノートパソコン、グラフィックカードが増えてきている。
●デスクトップ
今回は チップセットの移行がメインとなります。
これまではIntel P965でしたが新たに投入されるチップセットはIntel P35といい 5nmプロセスCPU、1,333MHz FSBへの対応、DDR3 SDRAMへの対応、サウスブリッジにはICH9の採用その規格の幅が広がっている。
具体的にはCPUは Penrynアーキテクチャの製品、デスクトップ向けにはクアッドコアの「Yorkdale」とデュアルコアの「Wolfdale」が予定されている。対応FSBが1,066/800/533MHzから1,333/1,066/800MHzへ 対応メモリはDDR2 SDRAMからDDR2/DDR3 SDRAMとその規格の幅が広がっている。
以上の新機能 新規格に関してはこれから主流になるあるいは上位機種に搭載されるものですが このようなことを見据えて用途に合った 良いパソコンを購入してください。オススメ2007夏モデル製作中
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